こんにちは。
私は経理経験の全くない販売職の主婦でしたが、35歳で簿記3級、38歳で簿記2級を取得しました。
子育てでいっぱいいっぱいの日々でしたが、転職したい・スキルアップしたい・自分に自信をつけたい!と一念発起して簿記の勉強をはじめました。
簿記なんていまさらとっても意味あるの?
と心のなかで思いながらのスタートでした。
が今では簿記2級まで頑張って良かったなーと日々感じています。
興味はあるけど意味のない資格に時間もお金もかけられない!
そんな方ははぜひ読んでみてください。

結論:めちゃくちゃ意味あります!!
簿記の資格取得のメリット
どんな会社でも経理は必要
私も転職やスキルアップのためにどんな資格をとろうか迷いました。
例えば簿記とよく比較される宅建(宅地建物取引士)。ネットで調べると就職に有利とかくいっぱぐれがないというコメントがたくさんでてきて魅力的でした。
しかし、自分がどうしても不動産業界に怖いな・・・というイメージがあり、もし取得しても不動産業界以外に就職したいときに全く役に立たないなと感じました。
他にも医療事務や登録販売者等も考えましたが同じく業界が限られることがリスキーに感じました。
簿記は経理なのでどの業界で働くかは自分で選べます。

いろんな業界に転職するチャンスがある!
これはとても大きなメリットのひとつでした。
マネーリテラシーが身につく
転職が簿記取得の大きな目的でしたが、もちろん実生活でも役に立ちます。
ニュースの意味が理解できるようになる
皆さんは円安と円高はっきりと説明できますか?私は何度覚えてもどっちだったけ??とわからなくなっていました。円安だと何が良くて何が悪いのか?そんなこともその時は「へー」と理解したつもりでいましたが下手すれば次の日には忘れていました。
それが簿記を勉強したおかげでしっかりと理解することができて自然と円安などの言葉がでてくるようになりました。

友達とコストコの話になったときに円安やから高そうやな~と自然にでてきたときに知識が身についてる!と感じました。
また、債券や株などの違いもはっきりとわかっていませんでしたが今では人に簡単に説明できるようになりました。
家計管理に役立つ
簿記の勉強では貸借対照表と損益計算書について学習します。
簡単にいうと、現時点でどれくらいの資産・負債があるのか?とこの1年でいくら儲かったのか?を示した表です。
私は簿記を学習してから我が家の貸借対照表を簡単につくりました。なんとなく把握していたつもりでしたが実際きちんと整理してみると思っていた額と全然違うかったので今後の計画も変わりました。
家計簿は損益計算書の知識があれば作成がスムーズです。
このように今まで何が正解かわからなかった家計管理が、簿記の知識を得ることでよりリアルにスムーズに家計管理をしていくことができるようになりました。
例えば1万円節約できれば1万円稼いだのと同じことです。すぐに転職や副業をはじめれなくても可処分所得を増やすチャンスは十分にあります。
数字に強くなる
簿記の勉強をしていると嫌というほど数字をみることになるので自然と数字に強くなりました。
1,000,000などの数字のカンマをどこにつけるんだっけ??というレベルでしたが、今では変なところについてるとめっちゃ気になるようになりました笑

それだけではなくて、損得の計算がぱっとできるようになりました。
お得に見えるけど結局損じゃない??ということが勝手に頭の中に浮かんでくるので無駄な浪費は減りましたし、投資という意味で後でリターンがあるなら・・・と踏み出すこともできるようになりました。(ブログもそのうちのひとつです)
副業やフリーランスに役立つ
私はこのブログを副業としてはじめました。妹はハンドメイドの販売をはじめようとしています。
その時に簿記の知識が役立ちます。
売上と利益の違いって?帳簿ってどうやってつけるの?確定申告ってどうやるの??
新しいことをはじめるときに仕事そのものもとても不安なのにそんな不安も簿記の知識があればこわいものなしです。
オンライン経理の需要急増
最初にも書きましたが、経理のお仕事ってどんな会社にでも絶対必要です。
今はインボイス制度がはじまり手続きが増え、中小企業を中心に記帳などの経理業務が人手不足のところも多いそうです。
クラウドワークスなどでも個人事業主やフリーランスの方、スタートアップの会社などで記帳代行などのお仕事を募集しています。
未経験は厳しいかもしれませんが、未経験でも就職しやすい会計事務所などで経験をつめばゆくゆくは在宅で自分のペースでお仕事ができる環境も夢ではありません。

なんだかんだこどもが中学生くらいになるまでフルタイムでがっつり働くのは厳しいと感じてます。多子ならなおさら。
簿記は意味がないといわれる理由
実務経験があれば資格は不要
当たり前のことですが実務経験が豊富であれば資格は必要ありません。
新卒で経理に配属されたとか、縁あって経理の業務に携わっているかたは資格は不要で活躍できるとおもいます。
簿記のことを知らない人が勝手に言っている
これに尽きると思うのですが、私も簿記を勉強しているときに
「今さらとって意味ある??」と聞かれたし、自分でも思いました。
今思えばそれを言ってきた人たちは簿記の資格なんてもっていないし、どんな内容か?というのも知らないと思います。なので少なくとも簿記会計や経理に携わっていない人の意見は全く気にする必要がないと思います。
3級のみの知識だと少し弱い
現在簿記2級を取得していますが、たしかに3級の取得のみだったときはこれをどう活かせば良いのかな・・・?という思いはありました。
基礎知識のみなので私生活や仕事に活かすのは少しハードルが高かったです。

できれば2級をめざそう☆
いきなり2級は無理
3級意味ないなら最初から2級めざそう☆という人がたまにいるらしいのですがオススメしません。
(最強の履歴書を作ろう!の河野玄斗さんは1級から受けたらしいですが・・・)
焦る気持ちもありますが、3級の勉強をはじめた時点で2級取得にむけて動いているのも同然です。
その時点でもう2級に向けて歩き出しているのです。焦らず1歩ずつ確実にすすみましょう。
結論:簿記は超おすすめ
まとめ
- 簿記は転職や副業に役に立つ資格
- 家計管理で節約し可処分所得を増やせる
- 実務経験がないなら資格取得は必須
- 簿記を知らない人の言葉は気にしない
- まずは3級から!
このように簿記の資格は家計をまかされたり、子育てや家事でフルタイム勤務が難しい主婦にぴったりの資格です。
自身をもってオススメします。
実生活にコミットしながらスキルアップしたい方はぜひ検討してみてください♪
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